竹久夢二の黒猫は、大正時代に描かれた「女十題」の内の1枚です。10作中唯一洋服で黒猫を抱いているので猫好きのアート好きに圧倒的な人気があります。夢二で黒猫というとほかに「黒船屋」がありますが縦長で着物なので、洋室に合いません。 これは買ってから一度も箱から出していませんでしたが撮影のために今初めて壁に掛けました。エディションナンバーは54/250です。買ったとき画商からシルクスクリーンかリトグラフか聞いて書いたメモを失くしたので、どっちか忘れましたが、もちろん「印刷」ではありません。「印刷」の絵ばかり見ていては心が乾燥します。 大衣(たいころ)というサイズの4～5千円のいちおう新品のガラスの額縁に入っています。 メジャーで測ると、誤差はあるでしょうが、 額のサイズ 542㎜×427㎜ 絵のサイズ 365㎜×269㎜ でした。 黒猫好きのあなた、この絵を掛けた部屋で黒猫のタンゴを聴きながらポーの黒猫でも読みませんか。 黒猫ヤマトでお届けします。